2021/11/09

空腹スケール

このブログでは減量の助けとなるツールをいくつかご紹介しますが、今日はその中でも空腹スケールについて説明したいと思います。


Katrina先生の勧めるスケールでは-10は空腹で倒れそうな状態、+10は食べ過ぎで苦しくて、吐きそうな状態、ゼロは空腹でも満腹でもない状態です。目標は-4になってから食べることと、+4になったらそこでやめることです。完全に主観的なスケールなので、人によって違って当然なのですが、-4というのは空腹だけど、空腹が強すぎて力が入らないとか、極端ではない状態です。+4というのは、お腹が満たされて、ちょっと走るのはやめておくけど歩くくらいならどうってことない、という感覚です。


つまり、ちゃんとお腹が空いてから、でもお腹が空きすぎて食べすぎてしまうようになる前に食べて、腹八分目でやめる。これだけです。当たり前すぎて呆れる人もいるかもしれませんが、この当たり前のことができていない人は思っているより多いんです。例えば、朝起きてすぐ、お腹は空いていなくても必ず朝食を食べる。お昼の時間になったから食べる。あとで時間がないかもしれないから、今のうちに食べておく。こう言う人は意外と多いのではないでしょうか。それから、残すのはよくないから全部食べて苦しくなる、とか、お腹はいっぱいだけどデザートは食べるとか、お腹はそんなに空いていないんだけど、そこにあるお菓子を無意識に食べていたとか。


私は、朝起きてすぐはお腹が空いていないから、朝食を抜いてみました。始める前は、子供と一緒に食卓を囲んで、大人が食べている姿を見せることも発達上大切なんじゃないか、と心配もありました。しかし、実際やってみると、時間がない中で自分が焦って食べる必要がないので、子供に食べさせたり、食べこぼしを拭いたり、冷蔵庫から牛乳を取ってきたりできるし、時間に余裕ができて、以前はイライラしやすい時間帯が、子供と過ごす充実した時間になりました。


お腹がちゃんと空くまで待っていたら、スケジュール的にそのタイミングでは食べられないかもしれないと言う人は、食べ始めは-2くらいかもしれないけど、とりあえず+4になったらやめるところだけでもやってみるといいかもしれません。


これを始めるだけで数kg痩せられたという人もいます。

逆に、これを守るのがすごく大変な人もいます。例えば、食後数時間するとめちゃくちゃお腹が減って、なんならご飯の時間より早くに-6くらいになっちゃうので、何か食べずにはいられない人。私も以前はそうだったんですが、これは、糖代謝に偏った食生活の人に多くて、食事内容を見直していくと改善します。

他には、お腹がパンパンにならないと満足できない人。これは、考え方の癖なので、コーチングで変わっていきます。まずは試してみて初めて自分の傾向がわかるかもしれません。

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