2021/11/09

初めまして!

はじめまして!ライフコーチ・減量コーチのまきと言います。

世の中のダイエット法って、医師の指導で行う食事療法から運動療法、サプリメント、それ以外にも色々ありますし、一緒くたにするのはどうかと思いますが、それぞれ効果が出る人もいれば、理由はどうであれ、続かなかった、という人もいると思います。

ダイエットが続かない理由、あるいはダイエットに成功したけどもその後リバウンドしちゃう人も実はとっても多いのですが、その理由って、考えたことありますか?


結構多い原因としては、そのダイエット法を、痩せるまでの期間限定と思って我慢して(またはお金を注ぎ込んで)やっている事、つまりそのダイエット法は一生続けるには無理があった、というのがあると思います。あるいは、頑張って食事を見直して長く続けたけど、時間と共に効果がなくなっちゃったり、体重がプラトーして(しばらく減らない)やる気をそがれ、次第にもとの食生活に戻っていったという人もいるかもしれません。「これだけ頑張ったんだしそろそろ解禁」みたいな心の声です。


こういったダイエットの失敗やリバウンド現象は、医学的に正しい知識を身につければ、ある程度避けることはできます。でも、それだけで適正体重を長期的にキープできる人はどれほどいるでしょうか。


世の中のダイエット法、「医学的根拠」に基づいたものを含めてですが、その99%に完全に欠如している大事な要素、それが精神面のサポートです。なにも「気合いが足りない!」と精神論を説いているのではありません。肥満症診療ガイドラインにも生活習慣改善療法の3本柱として食事、運動、行動療法と記載されていて、行動療法は心理療法の一つです。しかし行動療法を取り入れている減量外来といっても、まだまだ少ないのが日本の現状です。


ここで登場するのがコーチングです。日本ではまだ認知度は低いですが、企業研修や教育の現場で一部活用され始めています。北米を中心として急速に成長しているライフ・コーチングは、仕事や人間関係をはじめとして、クライアントが抱えるちょっとした悩みを一緒に解消し、より充実した毎日にしていくためのもので、減量とその効果の維持に非常に有効なことがわかってきました。さらに、コーチングはコンセプトを学べば自分でも実践することができるのが素晴らしいところです。


私は数年前にKatrina Ubell先生の “Weight Loss for Busy Physicians”というポッドキャストを聴いて減量コーチングに出会い、産後に増えた体重を結婚式の時の体重まで減らすことに成功しました。でも変わったのは体重だけではなくて、子育てや夫、両親、義理の母との関係、職場のストレス、キャリアの考え方、全てにおいて一皮剥けたように感じています。そしてそれは現在進行形で、自分も子育ても人間関係も日々進化しています。


私はもともと帰国子女で、学士編入で医学部に入り、外科系でキャリアを少し積んだ後、高齢出産を経て2児の母となりました。43歳でコーチングと出会うまでは、人生の目まぐるしい変化に翻弄されていましたが、今は、毎日を充実させ、自分の道を切り開いていけるような、そんな意識改革が進んできたと感じています。


先のポッドキャストでは減量を中心としてコーチングの手法について詳しく解説しているのですが、なにせ全部英語なので、友達にお勧めしてもなかなかハードルが高いようです。そこで、こうやって日本語で紹介しようと思い立ちました。いい加減なことは言いたくない性質なので、思い切ってKatrina先生のプログラムに参加してみました。そこでさらにコーチングにハマり、なんとKatrina先生と同じ学校でライフコーチの資格も取ってしまいました!


ここでは、減量を中心としたコーチングについて解説していきたいと思っています。常勤の勤務医で休みの日は5歳と2歳の育児に手がかかるため、質問していただいてもなかなか返答できない可能性もありますので、ご了承ください。

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